放射能汚染対策について
2011年 03月 31日
当協会の講座や、月刊誌の連載でおなじみの細川順讃先生からの放射能汚染対策です。
ご参考になれば幸いです。
放射能汚染対策
かねてより危惧されていた原発の事故が、おこりました。関係者の想定外という型どおりの空疎な言葉は、開き直りにも聞こえます。取り返しがつかないことには、想定外は通用しません。万が一にもあってはいけないことです。
現在日本には55基の原発があり、37基が稼働しています。今回、最悪の事態はさけられたと安易に考えず、政府をはじめ関係者には深く熟慮を求めます。
個人レベルでは、各人が放射能汚染から身を守るための正しい知識をもっておくことが必要です。
放射線は、きわめて波長の短い電磁波であり、光速で動く粒子です。
放射線のように短い波長の電磁波は、物質に対する作用が非常に強力です。人体に対しては、原子レベルで大きく作用します。電磁波の人体に対する影響力は、波長、強度、被ばく時間によって異なります。
放射能汚染の指標には、シーベルトの単位が使われます。10000μシーベルト(10㎜Sv)以上になると、危険とされています。しかし、これはかなりアバウトな目安です。放射線量は、かぎりなくゼロに近いほど良いのです。
放射線被ばくは、放射線照射と放射能汚染の2種類があります。放射線照射は、外部から放射された電磁波が直接身体を貫通することによる被ばくです。放射能汚染は、多くの場合、粉末状や液状の放射性物質に触れることでおこります。
放射性物質は、気体や微粒子で飛散し、肺、消化管、皮膚の傷口などから体内に吸収されていきます。吸収された放射性物質は身体のさまざまな部分に運ばれ、放射線を放出し続けます。体内の放射線は急性放射線症の原因となることはありませんが、さまざまな慢性疾患を引きおこします。免疫不全、癌、白血病、異常児出産や造血器官,生殖器,粘膜などの障害が発生します。もっとも影響が大きいのは、発生期に近い細胞、代謝の活発な組織やデリケートな組織です。白血球、血小板、生殖細胞、小腸粘膜、遺伝子、脳細胞、神経細胞などです。これは、重大な障害にいたることを示しています。
体内被ばくは、農産物に含まれる放射性セシウムが口から取り込まれて体内に蓄積されておこるものがほとんどです。これは、土壌汚染によって作物の根から吸収されるものです。水道水に含まれて運ばれることもあります。一時的には、飛散した放射性物質が農産物の表面に付着して、人体内にとりこまれることもあります。
今回のように原子力発電所の事故によって放出・拡散する放射性物質は、主にヨウ素131、セシウム134、137です。これらの物質は、微粒子状で空気中に拡散し、広範囲に広がります。ヨウ素131の半減期は8日、セシウム134、137の半減期は30年です。「半減期」とは、放射性物質が出す放射線が半分にまで減少するのに必要な時間です。セシウムは、長期にわたって放射能が持続するということです。
これらの放射性物質は体内にとりこまれると、ヨウ素131は甲状腺に、セシウム134、137は筋肉、生殖器などに蓄積して障害をおこすことが分かっています。しかし、明確になっていないさらに多くの障害が考えられます。
現段階では、放射能汚染を深刻に考えなくても大丈夫ですが、心構えだけは必要です。
【対策】
環境への配慮
◆飛散量が増加する可能性がある場合……現在の状態がそれにあたる
窓は、閉めておく
換気扇は回しておく……止めておくと、気圧の変化によってすき間から外気が入る
換気口(モーター、ファンがないもの)は閉めておく
◆飛散量が増加した場合
外出を控える……やむを得ず外出する場合は、マスク(ぬれマスク)をかけ、帽子をかぶり、レインコート、タオルなどを持参する。
帰宅したら……すぐに全身を洗うとくに髪は、よく洗う
室内……炭、観葉植物などを多く置く
荷電気化式加湿器を稼働(Panasonic「ナノイー」など)
体内へとりこまない(飛散量が増加した場合)
◆汚染の可能性がある食物は、とらない
農産物は安全なものを選び、購入後すぐに丸ごと塩水(1~3%、生塩で可)に30分つけておく。
〔注〕30分以上つけると、栄養素が減る。
◆水分補給……浄水器を通した水を、適量とる(体温程度の温度)
水出し茶もよい
放射性物質の影響を最小限にする
◆食事……少食、シンプル食、陽性食、
葛、玄米、海藻、陽性野菜
塩分を多めにとる
他のものを一切とらない
◆補助
ミネラル……1~3g
プロポリス……0.2~0.5g(原液)
◆意識
プラス意識を保つ
正しい情報を知って、不安感を持たないようにする
◆代謝を高める
運動
肝臓、腎臓、脳幹、甲状腺の機能を上げる
ミネラル浴
光線療法
腹式深呼吸
放射性物質が大量に飛散する状態になった時(核燃料が破損または原子炉爆発)
◆食事……少食、シンプル食、陽性食
(1) 葛
(2) 玄米ご飯
(3) 陽性野菜……自然薯、ゴボウ、ニンジン、レンコン、タンポポ根 など
ヤマイモ(ツクネイモ、ヤマトイモ、イチョウイモ など)
(4) 海藻 ……粉末や昆布茶がもっとも吸収率がよい …2~3g
(5) 塩分を多めにとる……みそ、しょうゆ、梅干
(6) 水分……すべて体温くらいのものを、最小限
生水、水出し茶(タンポポ、三年番茶)
※調理……煮しめ、味噌煮
焼く、蒸す、漬ける ⇒生赤みそ、生しょうゆなどを付けて食べる
※ 素材はすべて最高品質のものを選ぶ
※ 他のものは、一切とらない
◆補助
ミネラル …2~5g
全粒ハトムギ …5~10g
田七人参 …2~3g
紫イペ・プロポリス(パナケア)…10~20錠 または、プロポリス(原液)
黒焼玄米(黒陽茶)…2~3g または梅干黒焼 …1~2g
◆意識
完全健康体の自分を常に描く……全身が光っているイメージ
脳幹、副腎、肝臓の機能を高める……光るイメージ
心核(心の中心、完全調和)に意識を向け続ける
◆代謝を高める
運動……軽く汗ばむくらい
肝臓、腎臓、脳幹、甲状腺の機能を上げる
ミネラル浴……「エルフィン」「温泉の湯の華」「自然塩」などを風呂に入れて入浴
39~41℃ ⇒15~30分 ⇒上がる時には全身に水をかける
光線療法……足裏、腰(骨盤)、肝臓、腎臓、甲状腺、首裏
※特に、肝臓、腎臓、首裏が重要
腹式深呼吸……1時間以上
◆室内環境を整える
炭(竹炭、備長炭 など)……1部屋(8畳の場合)1~5Kg(多いほどよい)
観葉植物を置く……長さ…40~60㎝ 鉢の径…20~30㎝ 1部屋に2個
換気扇……24時間ON
加湿器……荷電・気化式加湿器24時間ON
空気清浄器……静電フィルター式24時間ON
暖房……セラミックヒーター、薪ストーブ、こたつ、オイルヒーター 、床暖房(循環式)などが良い
エアコンは、妥協レベル、石油、ガス、電磁波放射の暖房器具などは、さける
冷房……不可
…………………………………………………………
以上です。
ご参考になれば幸いです。
放射能汚染対策
かねてより危惧されていた原発の事故が、おこりました。関係者の想定外という型どおりの空疎な言葉は、開き直りにも聞こえます。取り返しがつかないことには、想定外は通用しません。万が一にもあってはいけないことです。
現在日本には55基の原発があり、37基が稼働しています。今回、最悪の事態はさけられたと安易に考えず、政府をはじめ関係者には深く熟慮を求めます。
個人レベルでは、各人が放射能汚染から身を守るための正しい知識をもっておくことが必要です。
放射線は、きわめて波長の短い電磁波であり、光速で動く粒子です。
放射線のように短い波長の電磁波は、物質に対する作用が非常に強力です。人体に対しては、原子レベルで大きく作用します。電磁波の人体に対する影響力は、波長、強度、被ばく時間によって異なります。
放射能汚染の指標には、シーベルトの単位が使われます。10000μシーベルト(10㎜Sv)以上になると、危険とされています。しかし、これはかなりアバウトな目安です。放射線量は、かぎりなくゼロに近いほど良いのです。
放射線被ばくは、放射線照射と放射能汚染の2種類があります。放射線照射は、外部から放射された電磁波が直接身体を貫通することによる被ばくです。放射能汚染は、多くの場合、粉末状や液状の放射性物質に触れることでおこります。
放射性物質は、気体や微粒子で飛散し、肺、消化管、皮膚の傷口などから体内に吸収されていきます。吸収された放射性物質は身体のさまざまな部分に運ばれ、放射線を放出し続けます。体内の放射線は急性放射線症の原因となることはありませんが、さまざまな慢性疾患を引きおこします。免疫不全、癌、白血病、異常児出産や造血器官,生殖器,粘膜などの障害が発生します。もっとも影響が大きいのは、発生期に近い細胞、代謝の活発な組織やデリケートな組織です。白血球、血小板、生殖細胞、小腸粘膜、遺伝子、脳細胞、神経細胞などです。これは、重大な障害にいたることを示しています。
体内被ばくは、農産物に含まれる放射性セシウムが口から取り込まれて体内に蓄積されておこるものがほとんどです。これは、土壌汚染によって作物の根から吸収されるものです。水道水に含まれて運ばれることもあります。一時的には、飛散した放射性物質が農産物の表面に付着して、人体内にとりこまれることもあります。
今回のように原子力発電所の事故によって放出・拡散する放射性物質は、主にヨウ素131、セシウム134、137です。これらの物質は、微粒子状で空気中に拡散し、広範囲に広がります。ヨウ素131の半減期は8日、セシウム134、137の半減期は30年です。「半減期」とは、放射性物質が出す放射線が半分にまで減少するのに必要な時間です。セシウムは、長期にわたって放射能が持続するということです。
これらの放射性物質は体内にとりこまれると、ヨウ素131は甲状腺に、セシウム134、137は筋肉、生殖器などに蓄積して障害をおこすことが分かっています。しかし、明確になっていないさらに多くの障害が考えられます。
現段階では、放射能汚染を深刻に考えなくても大丈夫ですが、心構えだけは必要です。
【対策】
環境への配慮
◆飛散量が増加する可能性がある場合……現在の状態がそれにあたる
窓は、閉めておく
換気扇は回しておく……止めておくと、気圧の変化によってすき間から外気が入る
換気口(モーター、ファンがないもの)は閉めておく
◆飛散量が増加した場合
外出を控える……やむを得ず外出する場合は、マスク(ぬれマスク)をかけ、帽子をかぶり、レインコート、タオルなどを持参する。
帰宅したら……すぐに全身を洗うとくに髪は、よく洗う
室内……炭、観葉植物などを多く置く
荷電気化式加湿器を稼働(Panasonic「ナノイー」など)
体内へとりこまない(飛散量が増加した場合)
◆汚染の可能性がある食物は、とらない
農産物は安全なものを選び、購入後すぐに丸ごと塩水(1~3%、生塩で可)に30分つけておく。
〔注〕30分以上つけると、栄養素が減る。
◆水分補給……浄水器を通した水を、適量とる(体温程度の温度)
水出し茶もよい
放射性物質の影響を最小限にする
◆食事……少食、シンプル食、陽性食、
葛、玄米、海藻、陽性野菜
塩分を多めにとる
他のものを一切とらない
◆補助
ミネラル……1~3g
プロポリス……0.2~0.5g(原液)
◆意識
プラス意識を保つ
正しい情報を知って、不安感を持たないようにする
◆代謝を高める
運動
肝臓、腎臓、脳幹、甲状腺の機能を上げる
ミネラル浴
光線療法
腹式深呼吸
放射性物質が大量に飛散する状態になった時(核燃料が破損または原子炉爆発)
◆食事……少食、シンプル食、陽性食
(1) 葛
(2) 玄米ご飯
(3) 陽性野菜……自然薯、ゴボウ、ニンジン、レンコン、タンポポ根 など
ヤマイモ(ツクネイモ、ヤマトイモ、イチョウイモ など)
(4) 海藻 ……粉末や昆布茶がもっとも吸収率がよい …2~3g
(5) 塩分を多めにとる……みそ、しょうゆ、梅干
(6) 水分……すべて体温くらいのものを、最小限
生水、水出し茶(タンポポ、三年番茶)
※調理……煮しめ、味噌煮
焼く、蒸す、漬ける ⇒生赤みそ、生しょうゆなどを付けて食べる
※ 素材はすべて最高品質のものを選ぶ
※ 他のものは、一切とらない
◆補助
ミネラル …2~5g
全粒ハトムギ …5~10g
田七人参 …2~3g
紫イペ・プロポリス(パナケア)…10~20錠 または、プロポリス(原液)
黒焼玄米(黒陽茶)…2~3g または梅干黒焼 …1~2g
◆意識
完全健康体の自分を常に描く……全身が光っているイメージ
脳幹、副腎、肝臓の機能を高める……光るイメージ
心核(心の中心、完全調和)に意識を向け続ける
◆代謝を高める
運動……軽く汗ばむくらい
肝臓、腎臓、脳幹、甲状腺の機能を上げる
ミネラル浴……「エルフィン」「温泉の湯の華」「自然塩」などを風呂に入れて入浴
39~41℃ ⇒15~30分 ⇒上がる時には全身に水をかける
光線療法……足裏、腰(骨盤)、肝臓、腎臓、甲状腺、首裏
※特に、肝臓、腎臓、首裏が重要
腹式深呼吸……1時間以上
◆室内環境を整える
炭(竹炭、備長炭 など)……1部屋(8畳の場合)1~5Kg(多いほどよい)
観葉植物を置く……長さ…40~60㎝ 鉢の径…20~30㎝ 1部屋に2個
換気扇……24時間ON
加湿器……荷電・気化式加湿器24時間ON
空気清浄器……静電フィルター式24時間ON
暖房……セラミックヒーター、薪ストーブ、こたつ、オイルヒーター 、床暖房(循環式)などが良い
エアコンは、妥協レベル、石油、ガス、電磁波放射の暖房器具などは、さける
冷房……不可
…………………………………………………………
以上です。
by masakobiotique | 2011-03-31 15:31 | 放射能について